Meet Our People 社員インタビュー
小さなトーチの先端に
最先端を詰め込む
技術
N.A.
2019年4月中途入社
Profile
機械設計会社に新卒入社し、各種機械製品や部品の設計に携わる。その後、自動車部品会社での製造装置設計を経てトーキンに転職。溶接用トーチや集塵機の機械設計を担当。
私の着火点
一歩踏み込んだ設計・開発業務に携わりたい
当社に転職するまでに、請負での機械設計と自社開発の機械設計を経験しました。決められた範囲での図面業務のみで、機能性やコストマネジメントなどにも踏み込んだ開発案件に携わる機会がなく、キャリアの頭打ちを感じていました。
地元の浜松でより良い転職先を探していたところ、トーキンと出会いました。溶接の知識は設計業務で溶接記号に触れる程度でしたが、自社の製品づくりに深くかかわれる開発業務に魅力を感じました。ここでなら自分がやりたい仕事に携われるに違いないと感じて、入社を決めました。
現在の仕事内容
製品化に至るプロセスを一貫して担当
人が溶接をする際に使う半自動溶接トーチや、溶接時に生じる空気中の金属粉や粒子を吸引する集塵機、その集塵機で使用する吸引トーチなどの開発、設計に携わっています。
技術部起点で高機能化や省スペース化を目指す開発案件もあれば、お客様のニーズ起点で要望に応じたカスタマイズ製品を開発することも。構想から設計・図面作成、コストの検討、部品の選定、試作、テスト、製品説明書の作成まで、製品化に至るまでのプロセスを一貫して担当しています。
ある1日のスケジュール
- 08:00
- 出社
- 08:20
- 朝礼
- 08:30
- 技術部ミーティング
- 09:00
- 特殊仕様製品の依頼確認と打ち合わせ
- 10:00
- 特殊仕様製品の設計
- 12:15
- 昼食
- 13:00
- 開発製品の性能確認実験
- 16:00
- 開発製品の設計内容修正
- 17:15
- 退社
仕事のやりがい
アイデアを込めた製品開発に携われる
転職して間もない私にも「どう思う?」と意見を聞いてくれることに驚きました。過去のキャリアでは、上司の指示に沿った設計業務ばかりだったので、自分の意見を開発に反映できることに非常にやりがいを感じました。
主担当として製品開発に携わる機会も増えました。最近では集塵機の新モデル開発を代表者となって担当。現在は集塵機能付きの半自動溶接トーチの新製品開発で、軽量化や溶接面の視認性、持ち手の遮熱構造など、さまざまな点を考慮した設計に取り組んでいます。
ときには営業担当と一緒に、製品を使用するお客様を訪問することも。「今までより作業がしやすくなった」などとご好評だと、大きな達成感と充実感がありますね。
仕事のこだわり
何のために設計するのか、広い視点で考える
どんな大きさや形状、機能の製品が溶接現場に適しているのか、一番知っているのはお客様です。そうした理由から開発では、自分で直接聞いたり、営業を介して聞いたお客様の声を大切にしています。
またトーキンでは、営業や製造など各部門との密な連携のなかで開発に携わることができます。図面と向き合うだけの設計ではなく、「コスト抑制のために部品の点数を減らして設計できないか」「シンプルな構造にして組立の工数を減らせないか」など、“何のために設計するのか”という広い視点で取り組むことを意識しています。
成長できたこと
失敗による気づきがスキルレンジを広げる
自分のなかで転機となったのが、転職して3年目に集塵機製品の改良に携わったときのこと。一緒に担当した先輩からアイデアを求められ、根本から構造や機能の見直しを図ったのですが、設計が複雑になり過ぎて私の案は採用されませんでした。製品化には至らなかったものの、試行錯誤を重ねる過程で多くの気づきを得ることができました。このチャレンジがあったから、直近で手掛けた新型集塵機開発プロジェクトを成し遂げることができたと思います。
失敗を恐れず、失敗から学ぶことを尊重してくれるトーキンの社風があるから、開発者としてステップアップできているのだと実感しています。
トーキンの魅力
枠にとらわれない発想を評価してくれる社風
トーキンには、私を含めて畑違いの業界からの転職組も多いです。歴史ある会社ですが、既存の枠にない発想を受け入れ面白がってくれる社風が魅力です。成長過程の若手にも、まずは任せてみる雰囲気があり、どんどんスキルを伸ばしていけます。
開発業務では、頭のなかで考え込むよりも「まずは形にしてみよう」とフットワーク軽く取り組めます。必要があれば試作を重ねることも惜しまず、トライアンドエラーで最善を目指そうという姿勢なので、前向きにチャレンジできます。最近では3Dプリンターを導入し、さらに開発の機動力が上がりました。開発本来の面白さを味わえる環境だと思います。
私のなかの、小さな火花
技術の幅を広げて後進の育成にも携わりたい
今後役職者となったときには、他の社員への指導やお客様への提案などにも主体となって携わっていきたいです。
そのためにも、ロボット用溶接トーチやその関連製品の開発・設計にもチャレンジして、幅広い経験や知識を身につけていきたいと考えています。
オフの過ごし方
年間の開発計画はありますが、その間の仕事の進め方はある程度開発者の裁量に任されています。そのため、業務のコントロールがしやすく、オン・オフのメリハリのある働き方ができています。休日には、社内のメンバーと一緒にジョギングに行くこともあります。
※掲載の内容は取材撮影当時のものです。